UAE(子宮動脈塞栓術)入院編①

UAE

いよいよ入院当日になりました。

朝の10時に来てくださいとのことだったので、病院に行き入院手続きをしました。

さっそく昼からUAE(子宮動脈塞栓術)手術を行います。

今回は入院1日目のことを書いて行きたいと思います。

入院前の食事

食事は手術の3時間前までに済ませてくださいとのことでしたので、朝ごはんを軽く食べて病院に向かいました。

朝から手術をする人は朝は絶食になるかと思います。

UAEを行う準備

入院手続きが終わると病室に案内されます。

病室に着いた途端、吐き気どめの胃薬を渡され飲むように言われました。

「吐き気どめが必要なのか…」とちょっと不安な気持ちになります。

それから下の毛の処理、点滴、尿路にチューブを入れます。

おしっこの管をいれるのは初めての体験です。

大丈夫?痛いの?と不安はありましたが、ほぼ痛みはなくスルスルっと管を入れてもらいまいした。多少違和感はあるものの、その後の手術の不安が強く、そんなに気になりませんでした。

それからお医者さんや看護師さんたちが手術について説明に来られました。

なんだかんだバタバタしている間に準備が整い手術室に運ばれました。

まだ元気な状態なので手術室までは歩いて行くのかと思っていましたがベッドのまま運ばれました。

ベッドに寝たまま運ばれるなんて初めての体験だわ〜なんて思ってました。というか、そもそも入院自体初めての経験です。

UAE手術

血管造影をして治療を行うのでIVRという専門の部屋で行いました。

中には人がたくさんいて機械がたくさんあって緊張感が高まります。

私は神経質で過敏な性格なので不安と緊張でドキドキしてました。心拍数の数値の画面が上の方に見えていました。不安なのが丸わかりで恥ずかしい〜(><)と感じてました。

初めての体験だし術後に痛みがあるとか吐き気が出るとか聞いていたので、不安になるのは仕方ありません。誰でも未知のことは不安になるものです。そうやって私たちは生き延びて来たのです。

と自分に言い聞かせながらも不安でドキドキしてました。緊張しすぎて看護師さんに心配されました。(恥ずかしい)

UAE手術の手順

私は寝ている状態な上、視力が0.1以下なので何をしているのかさっぱりわかりませんでしたが、お医者さんや看護師さんが逐一説明してくれたので覚えている部分を書いていきます。

まず右足の付け根あたりに局所麻酔を打ちます。痛いと聞いてましたがそれほどではありませんでした。

右足の付け根あたりを数ミリ切り、カテーテルを入れて行きます。

なにかぐいぐい押される感覚があります。押される感覚はあるもののそんなに痛みは感じません。

「造影剤を入れます」というアナウンスがあった後、子宮のあたりがブワッと熱くなりました。

『え?何?おしっこもらした?(゚o゚;;』という感覚に一瞬なります。造影剤を入れると一瞬温かく感じるそうです。びっくりしますがそういうものなので大丈夫です。

息を吸って、止めて、吐いてというアナウンスが何度かあり、指示に従います。

それを何度か繰り返しました。

右腕に自動血圧計をつけていたので10分ごとに計測されます。もう何回計ったかな?1時間は経ってるような…まだかな〜なんて思っていました。

「いつから痛くなるんだろう」と不安に思っていましたが、術中はまだ痛みはあまり感じませんでした。

1時間半ほどで終了し、処置室に運ばれました。そこで止血を行います。

お医者さんにぐぐーっとかなり強い力で止血してもらいました。

徐々に痛みが出てきます。ただ痛み止めが効いているのか、のたうちまわるほどの痛みではありません。生理痛のズーンとした重さが大きな波はなくただただズーーーンと痛むような感じです。

痛みを10段階で聞かれますが、4〜5ぐらいと答えていました。

術後・病室に戻ってから

止血ができたら病室に戻ります。そのまま足は4〜6時間動かさないよう言われます。

すごく痛いわけじゃないけど、下腹部が重痛い。

生理痛だったら波があるのでずっと同じ痛みがあるわけじゃないけど波のない痛みが続きます。

これが地味に辛い。小さくても同じような不快感が続くとなにやらイライラして怒りの感情が湧いて来ます。

イライラしてもしょうがないので、ひたすら時間が過ぎるのを待ちました。

そして夕ご飯の時間になりましたが、まったくお腹が空きません。

喉が乾くので水は飲んでました。この時に起き上がれないので介護用のストロー付きコップが役に立ちました。

夜寝る頃になると重い痛みが引いて来ました。

『あれ?私明日にでも帰れるかも?(°▽°)』

と頭がお花畑なことになってました。

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